2026/09/08 11:24
「コスト」と聞くと、
まず思い浮かぶのはお金。
でも、時間や手間もコスト。
その認識も、もちろんありました。
安いものを選ぶ代わりに自分の時間を使ったり、
少し面倒な作業を自分で引き受けたり。
でも最近、それだけじゃないのかもしれない
と思う出来事がありました。
精神的なストレス。
これも仕事のコストとして考えた方が
いいのかもしれない、と。
「安いから、このくらいは仕方ない」
きっかけは、
仕事で使っている発送方法を変えたことでした。
それまで使っていたのは、
とにかく料金の安さが魅力の発送方法。
その代わり、
自分でやらないといけないことが多かったり、
宛名を作るのに少し手間がかかったり。
自分の時間も結構使う。
でも、もう何年も使っていたし、
「これだけ安いんだから、このくらいの手間は仕方ない」
と思っていました。
他の発送方法に変えると、
料金は倍近くになります。
だから、多少不便でも変えるほどではない。
ずっとそう思って使い続けていました。
発送の日が来るだけで嫌になった
ところが、ここ半年くらい、
発送すること自体がストレスになってきました。
簡単に言えば、窓口でのやり取りのようなこと。
発送の日になると、
「今日また行かないといけないんだな」
と、考えるだけで嫌になる。
そんな状態が数ヶ月つづいて、
はじめて本気で別の発送方法を考えました。
料金は倍近くになる。
それでも、このストレスが減るなら、
そのくらい払ってもいいかな。
と思って、
発送方法を変えてみることにしました。
変えてみたら、想像以上に楽だった
実際に変えてみると、
思っていた以上に快適でした。
もちろん、
全部の手間がなくなったわけではありません。
宛名作成も、
思っていたほど楽にはならなかった。
新しい方法には新しい方法で、
気を配らないといけないこともある。
それでも、以前とは
ストレスの種類が全然違いました。
今あるのは、例えば
「この時間までに準備を終わらせないと」
などの、自分の段取りの問題です。
自分が工夫すれば、
ある程度は解決できる。
それまでストレスに感じていたのは、
自分ひとりではコントロールできないことでした。
相手がいたり、仕組みがあったり。
自分だけではどうにもできないことに
仕事が左右される。
そこから解放されたことが、
想像していた以上に楽でした。
精神的なストレスも、仕事のコスト?
精神的なストレスは、
それまでコストとして考えたことがありませんでした。
もちろん、
「このストレスは◯円」
なんて計算できるわけではありません。
でも、ストレスを抱えた状態で仕事をすると、
確実にパフォーマンスは落ちる。
集中しにくくなったり。
気持ちを切り替えるのに時間がかかったり。
本来使わなくていいところにパワーを使ったり。
そうすると結局、
仕事の時間にも返ってくる。
だったら、
精神的なストレスも
仕事のコストとして無視できないんじゃないか。
今回はじめて、そう考えました。
手放してはじめて、負担の大きさが分かった
もうひとつ感じたのが、
自分が抱えている負担の大きさって、
意外と自覚できていないんだな、ということです。
以前の発送方法は
何年も使っていました。
不便なことも、
手間がかかることも、
いつの間にか日常になっていた。
それが発送方法を変えてみると、
想像していた以上に楽だった。
そこで初めて、
「あれ、私こんなに消耗してたんだ」
と気づきました。
目に見える金額や、
かかる時間、
手間。
そういう比較しやすいものだけでは
見えない負担もある。
特に精神的な負担は見えにくいけど、
それによって仕事のパフォーマンスや
時間まで削られているなら、
それもやっぱりコストなのかもしれません。
今回、
発送方法を変えたことをきっかけに、
仕事において、
何を「コスト」と考えるのか。
少し考え直すことになりました。

