hatto

2026/04/01 11:41

見出し画像

計画を手放したら、思考が濁り始めた

私はふだん、月間の目標から週間、
そして1日の目標へと落とし込んで、
行動計画を立てながら過ごしています。

振り返りも含めて、
その一連の流れがひとつの習慣になっていました。

それが、ここしばらく全く機能しなかった。

なぜかというと、
とにかくやることが多すぎて、
計画を立てたり振り返ったりする時間さえも惜しい、
という状態だったんです。

休みの日も仕事をしていたし、
それでも追いつかなかった。
気づけば計画も振り返りも
抜け落ちたまま、一週間が過ぎていました。

結果として感じたのは、
当たり前のことだけど、
やっぱり計画を立てないとダメだということです。

頭の中に「今週やること」が
整理されないまま動いていると、
どこかいつも落ち着かない感じがつきまとってきます。

書くことも、読むことも、やめてしまった

さらに追い打ちをかけたのが、
ジャーナリングと読書を両方やめてしまったことでした。

ジャーナリングは習慣にしていて、
読書も毎日10〜15分だけでも
時間を取るようにしていました。

でもその時間すら惜しくなってしまって、
どちらもぱったりと途切れてしまいました。

そうしたら、
頭の中がどんどんごちゃごちゃしてきたのです。

散らかった部屋の中に
放置されているような、あの感覚。

そのごちゃごちゃが気持ち悪くて、
でもどうにもならなくて、
気がついたら作業中ずっと動画を流していました。

何かを頭の片隅に流し込んでいれば、
余計なことを考えなくて済む、
という感覚があったのだと思います。

でも当然、
余計にインプットが増えて、
頭はさらに重くなっていきました。

脳は放っておくと、過去を反芻する

そんな動画の中で、
脳科学者の方の話がひとつ、
妙に刺さりました。

脳というのは、
放っておくと過去の記憶を反芻するように
できているらしいのです。

失敗したこと、大変だったこと、
そういう記憶をくり返し引っ張り出してくる。

危険を回避しようとする
本能から来ているそうで、
それ自体は合理的なのだけど、
その反芻がものすごく脳を
疲弊させるのだそうです。

逆に、
本を読むなど何かに集中しているときは、
その反芻が起きない。

だからその間だけは、
ストレスから解放されるそうです。
その方が読書を勧めていたのは、
そういう理由からでした。

それを聞いて、少し腑に落ちました。

私が動画を流していたのも、
きっと同じ原理だったのだと思います。

頭がごちゃごちゃするから、
何かで押さえつけようとしていた。
脳の動き方としては、
あながち的外れでもなかったのです。

ただ、読書ほどには整理されないし、
情報は増えるばかりで、
結局ごちゃごちゃは続いていました。

余白がなくなると、思考はどこへいくのか

今になって振り返ると、
失くしていたのは時間ではなく、
余白だったのかもしれません。

計画を立てる時間、
日記を書く時間、
本を読む時間。

どれも「やること」というより、
頭の中を整えるための静かな場所でした。

それを全部詰めてしまったから、
思考の置き場所がなくなってしまったのだと思います。

ごちゃごちゃした頭のまま、
新しい月、新しい年度が
始まろうとしています。

焦らず、少しずつ、
余白を取り戻していくしかない。

忙しさの中で手放してしまったものを、
またそっと拾い直していきます。