2026/02/09 11:41
「普通に好き」が「めちゃくちゃ好き」になるタイミング
星野源さんの「くだらないの中に」という曲をご存知でしょうか。
この曲は2011年にリリースされたもので、
今から15年も前の曲だそうです。
当時、私はその一つ前に出されていたアルバムを
すごく気に入っていて、よく聴いていました。
だから、この新しい曲が出た時もとても楽しみにしていました。
最初の印象は「普通に好き」
ただ、最初に聴いた時の印象は生意気にも
「前の方が好きだな」でした。
この曲の歌詞は、タイトルの通り、
恋人同士が日常の中でふざけあったり、
くだらない時間を過ごす中に愛がある、というもの。
ほんわかした優しい雰囲気の曲で、
この曲ももちろん普通に好きではありました。
それがある日、めちゃくちゃ好きに変わりました。
ライブでの「ホラー」発言
そのきっかけは、星野源さんのライブでした。
ライブで「くだらないの中に」が演奏され、
MCの時に、この曲について「ホラーだ」と話していたんです。
「めちゃくちゃ好き」に変わったのは
その言葉を聞いたときです。
このほんわかした、恋人の日常を描いたような、
優しい曲のどこがホラーなのか。
もちろん、怖い話のようなホラーという意味ではないはずです。
甘すぎる日常の不気味さ
甘すぎる恋人との日常の時間や、
出来すぎた、ドラマの主人公のような光景。
それが現実味がなさすぎて不気味だったり、
自分には似合わない景色だったりします。
私はそういう意味でのホラーなんじゃないかと受け取りました。
MCではそこまで深く言及されていなかったので、
ご本人がどういうつもりで話したのかは分かりません。
でも、そういう風に捉えることができて、
この曲がめちゃくちゃ好きになりました。
音楽の深い魅力
この出来事を、つい最近、偶然思い出しました。
そして、これが私の好きな曲や好きなアーティストの
共通点なんじゃないかと思いました。
一見、明るい部分や、幸福な部分、
光の当たる部分を描いているようで、
その裏にある影の部分、闇の部分がしっかり存在する。
そういう曲を書いている人たちやアーティストを、
私はたぶん好きなんだろうと思います。
考え出すと止まらなくなってきました。
過去、私はどんな曲を聴いていたんだろうか。
今、どういう曲が好きなのか。
そういう風に考えると、すごく興味深い。
次も、好きな曲や好きなアーティストについて、
もう少し考えてみようと思います。
好きで聴いているんだけど、
実はちょっと聴くのがしんどい、そんな曲の話も含めて。

